ロストワックスの注意点とは？

こんにちは！有限会社石田製作所です。
千葉県野田市に拠点を構える、旋盤加工を得意とする金属加工業者です。
今回は、ロストワックスのご依頼にかかる注意点についてお話ししたいと思います。

ランニングコストが高く大量生産には向かない

ロストワックスの注意点とは
ロストワックスは、精密な形状や細かいディテールが再現できる鋳造法ですが、その反面、ランニングコストが高くなります。
その理由は、ロウで作った原型は実質使い捨てである点にあります。
型を割って製品を取り出すため、原型は1回限りしか使用できません。
したがって、大量生産を行う場合、原型も大量に作る必要があるのです。
一般的な金型鋳造は、原型を使いまわすことができるため、大量生産でもコストが膨れ上がるようなことはありません。
これらのことから、ロストワックスは、小ロットや特殊な形状の製品に適していますが、大量生産には向かないと言えます。

高い技術が求められるので対応できる企業が少ない

ロストワックスは、さまざまな金属素材に対応できる鋳造法ですが、その反面、高い技術が求められます。
その理由は、以下のような点にあります。

●ロウで作る原型は、製品の形やサイズに忠実である必要がある
●大量生産が必要ない部品は複雑な形状をしていることが多く必然的に難易度が上がる

3Dプリンターなど設備が充実している場合はその限りではありませんが、そうでない場合、経験や知識の豊富な技術者が必要となります。
そのため、ロストワックスに対応できる企業は限られており、業者選びの難易度が上がる点は覚えておきましょう。

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以上が、ロストワックスの注意点についてのご紹介でした。
ロストワックスが必要なご依頼がございましたら、ぜひ弊社にお任せください！
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