今回ご紹介するのは、ラジコン機の舵面(エルロン・エレベーターなど)を動かすサーボモーターのケース部品です。
飛行中の姿勢制御を直接左右する重要保安部品であり、寸法精度と組み付け精度の両方が求められる加工案件です。
新規のご依頼をいただき、現在加工を進めております。

この部品について

サーボは、送信機からの信号をもとにギアやモーターを動かし、舵面の角度を変える「操縦の要」となる部品です。
中でも今回のケース部品は、内部の減速ギアやモーター軸を正確な位置で保持する役割を持ち、わずかなガタつきや寸法のズレが舵の反応精度・耐久性に直結します。
写真の通り、ケースは複数の部品で構成されており、それぞれに軸受け穴・ギア収まり部・組み付け用の穴が精密に加工されています。
組み上げることで一つのサーボユニットとして機能する構造です。

加工のポイント

1.複数パーツの寸法・位置精度をそろえる

このケースは上下・前後で複数の部品に分かれており、組み合わせたときにギアやモーター軸の中心がぴたりと合う必要があります。
1点ずつ個別に加工しながらも、全体として狂いのない寸法管理が求められます。

2.軽量化と強度の両立

ラジコン機は機体重量がそのまま飛行性能に影響するため、必要な強度を保ちながら余分な肉を削ぎ落とす設計になっています。
薄肉部分の加工では、加工中の反り・振動を抑える段取りが精度を左右します。

3.組み付け後の可動精度

軸受け部やギアの収まる穴は、組み立て後にモーターやギアがスムーズに回転することが前提です。
穴位置・穴径の精度はもちろん、面の仕上がり(表面粗さ)も滑らかな動作に影響するため、仕上げ工程まで気を抜けません。

まとめ

舵取りという機体の生命線を支える部品だけに、小さなケース一つにも高い精度が求められる加工でした。
弊社ではこうした精密部品加工のご相談を承っております。
ラジコン・ドローン部品に限らず、複雑形状や小型精密部品の加工でお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。


有限会社石田製作所
〒270-0237
千葉県野田市中里348
TEL:04-7197-7905 FAX:04-7197-7906